7年目の大爆発で伝わるおもい



私は7年前に今の夫と再婚しました。
1人息子を連れての再婚。
夫と息子には血縁がありません。

小学5年生(11歳)だった息子は素直に夫を受け入れ、夫も素直に息子を受け入れました。
2人ともそれはそれは絵に描いたように素直に。

2人とも新しい家族を成功させることに前向きでいたのでしょう。
併せて「自分の幸せを次こそは掴むんだ!」という強い気持ちももって。

息子も夫も再婚に至るまでにたくさんの寂しさや困難がありましたから。
再婚は幸せになる覚悟を決めて、「新家族成功」へのミッションとなっていたのかな。


だから2人は仲良し。
だけど腹は割らない。
本当に言いたい事は互いに腹に溜める。
そして堪らなくなり苛立ちを見せて爆発が起こる。
だけどそれは大爆発ではなくて、小爆発。

きっと大爆発したらとんでもないことになるって思うんだろうな〜
だって血縁がないから。
本気出して大爆発したら「取り返しがつかなくなる」と。
小爆発は家族を壊さない程度にガス抜きをしていたんだね。


そんな2人が大爆発をしました。
やっと大爆発をして本音を言い合いました。

大爆発をしてお互い本音を叫んだことで、
どんなに腹が立っていたか
どんなに悔しかったか
どんなに大切に思っているか
どんなに期待しているか
どんなに本音を言って欲しかったか
そんなことが伝わり合いました。


ここまでくるのに7年かかりました。

早くもない。遅くもない。
彼らには必要な時間だったのでしょう。


その日は家族みんなでお鍋を囲みました。

とてもスッキリと爽やかな顔をした2人がテーブルを挟んだ向こう側に並んでいました。



私たちの日常にも同じような状況はたくさんあります。

何かを壊したくない、守りたいがために、表面的には自分を生きて上手く振る舞っている。だけど、実は本当のところは、言えてないこと、我慢していることがあったりします。


私も最近思い当たる節がありました。
その事に気がついた時にわかった事。
表向きには上手くいっていて何ら問題がなく見えていても、心の底の部分が冷たくて悲しい気持ちがありました。

そしてもう一つ。
表面的に上手く振る舞っていることの方が「楽」なんですね。
自分の大本命の本心を伝えたり表に出すと、時には事態が大きく揺さぶられることもあります。
もちろんスムーズに受け入れられ、難なく馴染むこともあるでしょう。

「事を荒立てたくない」
「大きなエネルギーに揺さぶられるのが大変」
そんな思いからあなたの心の底が冷たく悲しんではいませんか?



時には小爆発も大爆発も起こしていいと思います。

私という大切な存在の
表面そして心の奥底までもが、あたたかく心地いい状態であることをキープし続けられるために。


Have a beautiful day♡

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SOL E LUNA「五感が歓ぶ心地いい暮らし」

スピリチュアル心理カウンセラー&美腸活ライフセラピスト 「豊かな暮らしを彩るもの」 それは健やかな心と身体。 安心感に包まれ安らぐ空間。 感動し熱中できる行動。 私にとって腸活・空間づくり・お花・温活・呼吸・睡眠・アート・オシャレへのこだわりは全て「心地いい」へと繋がっています。 あなたの五感をひらき心地いい暮らしをお届けします。